マスクの効果
マスクは、主に2つの目的で使用されます。
1つ目は、他人や自分自身へのウイルスや細菌の拡散を防ぐことです。これは、特に風邪やインフルエンザなどの病気が広まっている時に重要です。
2つ目は、大気中の微粒子や花粉などのアレルゲンから呼吸器を保護することです。
ウイルスや細菌は、感染源から咳やくしゃみ、会話、または触れた手を介して他の人に広がります。感染を防ぐためには、これらのウイルスや細菌が口や鼻から外部に出るのを防ぐことが重要です。マスクは、このような飛沫の拡散を防ぐためのバリアとして機能します。特に、ウイルスが風邪やインフルエンザなどの病気を引き起こす可能性がある時には、マスクの着用が推奨されます。
一方、大気中の微粒子や花粉などのアレルゲンから呼吸器を保護するためにもマスクが使用されます。特に、花粉症の人や大気汚染の問題がある地域では、マスクが有効です。マスクは、鼻や口を覆うことで、これらの微粒子や花粉が体内に侵入するのを防ぐのに役立ちます。
ただし、マスクは完全な防御を提供するわけではありません。正しい着用方法や使い捨てマスクの交換、手洗いなどの感染予防策と併用することが重要です。また、マスクは健康な人や医療従事者だけでなく、特に症状がある人や感染リスクが高い人にとっては重要な防護具となります。
さらに、マスクの種類によっても効果が異なります。一般的な布製マスクや使い捨てマスクは、飛沫や微粒子の拡散を防ぐのに効果的ですが、ウイルス自体を完全に遮断することは難しい場合があります。一方、N95マスクやKF94マスクなどの高性能マスクは、ウイルスや微粒子の侵入をより効果的に防ぐことができますが、正しい着用と取り扱いが必要です。
マスクは、感染症の予防やアレルギー対策に役立つ重要なアイテムですが、はたしてマスクだけで身体へのウイルス侵入を100%防ぐ事が出来るのでしょうか?
ここで重要な事はマスクの種類や使い方など外的要因に意識を向けるのではなく、身体の内側に意識を向けることです。そもそも様々な症状は身体の異常を教えてくれる大事なサインです。
神経機能が正常に働いていれば、免疫機能が正常に機能します。マスクなどの外からのケアだけではなく、カイロプラクティックを受ける事で免疫力も高まる事が期待できます。サブラクセーションを取り除き、身体の内なる力を最大限に発揮させましょう。
執筆者花みずきカイロプラクティック院孕石 尚志
昭和48年7月 静岡県島田市出身
東京世田谷にある東京カイロプラクティック師協会認定の附属治療院でのインターンを経て、2005年7月島田市にて開業。近隣医院と提携したレントゲン評価を導入した正統派カイロプラクティック院として評価され、新規患者の約7割が紹介という広告に一切頼らない口コミによるネットワークを確立。2023年より母校であるカイロプラクティック界の名門塩川スクールにおいて、塩川満章D.C. 塩川雅士D.C.と共にカイロプラクティックの講師として活動中。