治療院でよく耳にする自然治癒力とは!?
整体院や針治療院に行ったことがある人なら、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう『自然治癒力』という言葉。
カイロプラクティックでも、この『自然治癒力』という言葉はキーワードとなってきます。
自然治癒力を簡単に説明すると、例えば指先を少し切って血が出たとしても必ず治ります。これは自然治癒力が働いた証拠であり、誰に命令されたわけでもなく人間が生まれながらに持っている治るチカラです。
人間の治るチカラは偉大なものですが、その『治るチカラの源』はどこから来るのでしょうか?
このコラムでは、人間の体が本来持っている『治るチカラの源』とは、どのようなものなのかをカイロプラクティックの観点からお伝えしていきます。
最初にできる細胞とは!?
カイロプラクティックは神経の流れを正常にして、体の情報を脳へ届けることで人間が持っている自然治癒力を100%働く状態にすることを目的とした「神経」と「脳」の専門家となります。
人間は、精子と卵子が受精して280日掛けて人間を形成していきますが、この精子と卵子が受精した最初の細胞は『一つの完ぺきな細胞』となります。
この『一つの完ぺきな細胞』はやがて細胞分裂を開始していき、最初に形成されるのが「脳」と「脊髄」となります。そこから末梢神経が全身に枝分かれしていき、臓器や手足など人間の形を形成していきます。
つまり脳は人間が創られていく過程を知っているのです。
この最初にできた細胞は、現代の医学では証明しようもありませんが、脳の中のどこかに必ず存在しています。
カイロプラクティックで神経の流れを整えることで、体の情報を脳へ届けてあげさえすれば、脳は体に起きている問題を解消するチカラを持っています。
これがカイロプラクティックの観点からの治るチカラ『自然治癒力』となります。
治るチカラは安全ピンに似ている!?
カイロプラクティックは1895年にアメリカ・アイオワ州ダベンポートにてD.D.パーマー(ダニエル・デイビット・パーマー)によって創始されました。
カイロプラクティックの自然治癒力を説明する上で、アメリカで最もポピュラーに使われているものの一つが安全ピンです。
安全ピンを縦にして見たときに、上に来ている輪っかが「脳」、下に来ている輪っかが「体」とします。この輪っかと輪っかを繋いでいる部分が「神経」です。
安全ピンのピンが外れている状態とは、神経の流れが乱れて自然治癒力が上手く働いていない状態と似ています。
カイロプラクティックでは、この外れてしまったピンを戻して、神経の流れを正常にします。それによって脳と体の情報のやり取りがスムーズになり、自然治癒力が100%働く状態にしていきます。
この神経の流れであるサイクルを「カイロプラクティックサイクル」と呼び、別名「安全ピンサイクル」と呼んでいます。
皆さんもカイロプラクティックケアで神経のサイクルを正常にして、健康で快適な毎日を送りましょう!

執筆者前田カイロプラクティック藤沢院前田 一真
神奈川県藤沢市出身。塩川カイロプラクティックにて内弟子として研鑽を積み、塩川満章D.C.と塩川雅士D.C.に師事。副院長まで務める。2023年、地元である神奈川県藤沢市に「前田カイロプラクティック藤沢院」を開院し、院長として地域住民の健康を支えている。また日本で最も歴史あるカイロプラクティック学校シオカワスクールでは現役講師を務め、次世代のカイロプラクター育成にも力を注いでいる。シオカワグループの一員として、インサイドアウトの健康文化を日本に根付かせるため、一人でも多くの人にカイロプラクティックの持つ無限の価値を知っていただくことを使命とし、臨床と教育の両面から活動している。