
頭痛外来で検査したが、異常なしと言われた
小学生の頃から常に倦怠感を感じながら生活しており、体が重く感じることが日常的にあった。しかし、特に病院にかかることもなく、そのまま過ごしていた。成長するにつれて、倦怠感だけでなく肩や首のこりを強く感じるようになり、それに伴って頭痛の症状も現れるようになった。現在では、肩や首のこりは慢性的なものとなり、日常生活の中で常に不快感を抱えている状態である。頭痛も頻繁に起こるため、一日に一度は鎮痛剤を服用することが習慣化してしまっており、薬なしでは生活が難しい状況が続いている。
また、睡眠にも問題を抱えており、夜中に何度も目が覚めてしまうため熟睡することができず、朝起きた時にも疲労感が残ることが多い。十分な睡眠をとっているはずなのに、スッキリと目覚めることができず、日中もだるさを感じながら過ごしている。こうした体の不調が続く中、過去には腰椎椎間板ヘルニアを2度発症しており、その際は薬の服用によって痛みは軽減したものの、根本的な解決には至っていないという実感があった。
特に10年ほど前からは、明確な原因がないにもかかわらず頭痛の頻度が増え始めたため、不安になり頭痛外来を受診したこともあった。しかし、検査を受けても特に異常は見つからず、具体的な治療を受けることもなく終わってしまった。その後も頭痛は続き、鎮痛剤を飲みながらその場しのぎを続けるしかない状態が続いていた。
なかなか改善の兆しが見えない中で、自分なりに何か解決策はないかと情報を探していたところ、たまたまYouTubeで塩川カイロプラクティック治療室の存在を知った。これまで試してきた方法では根本的な解決には至らなかったため、カイロプラクティックのアプローチで改善の可能性があるのではないかと考え、来院を決意した。
頚部から肩部にかけての筋緊張
頚椎の可動制限
仙骨周囲の浮腫
執筆者塩川カイロプラクティック治療室金城 寿生
1989年、沖縄県生まれ。柔道整復師の免許取得後に上京。接骨院やクリニック勤務を経験。2022年東京カレッジ・オブ・カイロプラクティック(旧豪州ロイヤルメルボルン工科大学 日本校)卒業。塩川スクールにてGonstead seminar修了。研修を経て塩川カイロプラクティック治療室に入社。勤務しながら、インストラクターとしてカイロプラクター育成に携わっている。