
”もう頭痛薬は飲まないでも大丈夫です!”
元々、偏頭痛持ちであったものの、高校生の頃に急にひどい頭痛に襲われ、我慢できずに病院に運ばれる事態になった。その時は、幸い手術を必要とするほどの状態には至らなかったが、入院をすることとなり、それがきっかけで脳神経外科に通院を続けることとなった。その後も、頭痛は度々発生し、特に頭痛薬を2日に1回は服用するような日常が続くことになり、薬がないと過ごせないほどの状態が続いていた。頭痛はもはや生活の一部となり、どこかで諦めてしまっていた部分もあった。
その後、仕事が忙しくなると事務作業が増え、長時間のデスクワークが続いた結果、肩こりがひどくなり、仕事が終わってもその痛みを引きずることが増えていった。肩こりに関しては、とうとう筋肉注射(ブロック注射)を受けるまでに至り、肩周りの筋肉のこわばりや痛みを軽減しようと必死になっていた。肩こりの解消が最初の目的であったため、カイロプラクティックに興味を持ち、当院を見つけて通院を決めた。
しかし、カウンセリングを進めていくうちに、肩こりだけでなく、実は頭痛がいちばんの悩みであることが明らかになった。肩こりの痛みを和らげたとしても、頭痛は繰り返しやってきており、その影響が日常生活に大きな支障をきたしていた。仕事のパフォーマンスに影響が出るだけでなく、家族や友人との時間にも支障をきたし、時には頭痛がひどくなることで外出すらできないこともあった。常に薬に頼っていることが、自分にとってどれほど負担になっていたのかを改めて実感し、根本的な改善を目指したいと強く思うようになった。
頭痛が最も深刻な問題であると気づいた彼は、カイロプラクティックでの治療を通じて、根本的な原因にアプローチできることを期待し、今後の生活を改善するために治療を本格的にスタートする決意を固めた。
頭がトンカチで殴られるような頭痛があった
左右の肩の緊張が強い
背中の皮膚が荒れている
血圧が上が160、下が100を超えることがある
頭痛の程度、経過、皮膚の質感、浮腫感などを総合して、週1回のペースでのご来院を提案。ケアを進めていくこととする。
初回のアジャストメントの際、仙骨のアジャストメントをすると、T9のブレイクが落ち着く。
4週目(4回目のアジャストメント)の頃から、頭痛がおさまってきた感覚がある。仙骨の浮腫感はかなり落ち着いていて、ブレイクの振り幅も落ち着く。初期に気になっていた肩こりも問題ない。
8週目(9回目のアジャストメント)の頃には、頭痛はほとんど落ち着き、薬の量がかなり減る。仙骨に続き、第一頚椎の浮腫感も軽減。血圧が上は最高で180もあったのが、この時には120まで下がっていた。
22週目(25回目のアジャストメント)の頃には、頭痛は稀に起こるくらいで頭痛薬はいらない。メンテナンスで脳神経外科にはいっている。血圧も115・60と以前に比べて落ち着いている。現在もカイロプラクティックはメンテナンスで行っている
今回のような朝方によく起こる頭痛というのは、毒素が体内に溜まった際に起こると言われています。
人間の体には、腸や肝臓をはじめとした、甲状腺や副腎という臓器が毒素を分解する機能を保持しています。その臓器にまつわる部分の神経がうまく働かないと、解毒作用がうまく働かず、体内に毒素が溜まってしまいます。
特に寝ている間に毒素が溜まってしまい、それが寝起きに一気に循環することで、体に負担がかかり頭痛に発展してしまうということが起こるのです。
今回は土台である骨盤と第一頚椎をアジャストメントしていきました。
土台である骨盤が安定することで、解毒作用のある臓器と関係のある神経の負担も軽減し、頭痛が軽減していったと考えられます。
また、アプローチしたエリアは自律神経の中でも副交感神経という体がリラックスする上では欠かせない神経に密接に関係のある神経に集中して行いました。そうすることで血圧も落ち着き、ドクドクと拍動するような頭痛もおさまっていったと考えられます。
執筆者塩川カイロプラクティック治療室関野 貴友
1999年、大阪府生まれ。19才より東海大学トレーナー専攻及び東京衛生専門学校のダブルスクールを行い、共に優等で卒業。鍼灸あん摩マッサージ指圧師を取得。のちに睡眠専門治療室NEOCHIを開業。2023年よりシオカワスクールのインストラクターを務め後進の育成にも力を入れている。