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1日コルセットを巻いていないと生活できない腰痛

1日コルセットを巻いていないと生活できない腰痛

1日コルセットを巻いていないと生活できない状態の腰痛

20代男性
主訴
腰痛、副鼻腔炎
来院に至った経緯

美容師として働き始めて以来、長時間の立ち仕事が続いていたが、4年前から本格的に腰痛に悩まされるようになった。朝8時から夜22時までの約14時間、ほぼ立ちっぱなしの状態が続くことが日常となり、徐々に腰への負担が蓄積。気づいたときには、慢性的な痛みを抱えるようになっていた。

腰痛の症状が悪化したため整形外科を受診し、レントゲン検査を行ったが、特に異常は見つからなかった。医師からはコルセットの処方を受け、腰の負担を軽減するよう勧められた。しかし、コルセットなしでは日常生活を送ることが困難なほどの状態となり、現在では寝る際にもコルセットを装着している。特に左を下にして寝ると腰に痛みが走るため、就寝時の姿勢にも気を遣わなければならず、睡眠の質にも影響が出始めていた。

マッサージを受けるなどの対処も行ってきたが、一向に完治には至らず、むしろ腰をかばう動きが増えたことで、新たな不調が出てくるようになった。最近では、首を左右に動かした際にも腰に違和感を覚えるようになり、動作を開始する際には慎重にならざるを得ない状態になっている。

仕事への影響も大きくなり、職場の店長からも心配されるようになった。そんな中、店長から塩川カイロプラクティック治療室の話を聞き、根本的な改善を求めて来院を決意した。

初診の状態
  • 01

    左仙腸関節の可動域制限

  • 02

    腰と骨盤周りの温度誤差(低温)

  • 03

    骨盤左側に浮腫の確認

経過と内容

初診時では、左仙腸関節の可動域制限と大きな浮腫が仙骨に確認された。脚長差も左足が2センチ長下肢になっていた。また、腰部全体が低温も確認された。レントゲン評価では、椎間板の段階を確認した。腰部のL5の椎間板がD3の状態で、お仕事でも日常生活でも支障をきたしていたため、初期集中期の段階では週2回のケアから開始した。

1回目のアジャスト後から、コルセットを外したまま仕事をすることができた。ケアを始めて2週後(4回目のアジャスト)では、コルセットを外した状態でも左下で寝れるようになった。コルセットを外したまま仕事ができているが、夕方から夜になると未だ腰に違和感で出る。

4週後(8回目のアジャスト)では、仕事、日常生活ともに1日の終わりになっても腰に違和感が出ることは無くなった。現在は、身体のメンテナンスとして週1回で来院しているまた、幼少期から患っていた副鼻腔炎も腰の違和感がなくなると同時に鼻の通りがスムーズになった。


考察

コルセットに頼らなければいけないほどの腰痛になった原因は、左仙腸関節のサブラクセーションが考えられる。サブラクセーションが存在することで、脳と体の繋ぐ神経伝達に妨害が発生します。その結果、きちんと脳が腰の状態を把握することができなかったために、完治することはなくコルセットに頼らなければいけないくらい状態が悪化したと考えられます。

左仙腸関節のサブラクセーションが解放したことによって、脳が体の状態を把握し自然治癒力が正常に働き、長時間の立ち仕事でも対応できる状態へと改善した。

副鼻腔炎は、ウィルスや細菌などにより、副鼻腔の粘膜に炎症が起こることで発症します。通常の場合、ウィルスや細菌の死骸などの老廃物を副鼻腔から排泄することで改善しますが、この排泄物が副鼻腔に溜まってしまうことで副鼻腔炎の症状に悪化していきます。特に、分泌液が過剰で、排泄がスムーズに行われない原因は、交感神経が過剰になっている状態にあります。

今回、ケースでは、副交感神経の支配である骨盤部のサブラクセーションがアジャストメントによって解消。交感神経の過剰な状態が解消したことによって副鼻腔炎も同時に改善したと考えられる。

塩川 雅士D.C.

執筆者塩川カイロプラクティック治療室塩川 雅士D.C.

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。

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