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腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

20代男性
主訴
腰椎椎間板ヘルニア
来院に至った経緯

R3 8月に椅子から立ちあがろうとしたとき腰痛を感じはじめる。その後、3ヶ月ほど整骨院へ通いながらマッサージや電気治療をうける。症状はかわらず整形外科にてブロック注射やお薬を服用するも、医師からは「痛みとはつき合うしかありませんね」といわれる。その後、新入社員としてはたらくために「どうにかしないといけない・・・」と悩んでいたところ、YouTubeから塩川オフィスをみつけて関西から治療をうけにいくことを決意。その後、当院を紹介されて来院する。

初診の状態
  • 01

    痛みにより座っていられない

  • 02

    右下肢のしびれ

経過と内容

今回のケースでは「就職活動をおこなうまでにどうしても改善したい」という、本人の強い要望があったためできるだけ早くつらい症状がやわらぐように、施術間隔もできるだけつめておこなうケアプランを提案した。
初回のアジャストメントをおこなった後には、「感覚の変化」がみられたため本人も安心したようすがうかがえた。
2回目にはつらい痛みがやわらぎはじめて、日常生活にもよい変化があらわれはじめた。
3回目には「しびれを感じない日」がでてきて、つらい痛みも初回時にくらべて半減していた。
4回目にはしびれは消失して、やや違和感を感じるほどに神経が回復しはじめた。
5回目にはつらかった症状はなくなり、かなり遠方まで外出できるようになった。本人も「就職を辞退しないといけないと思っていたが、これで安心して就職することができます」と喜びの声をいただけた。
6回目以降はつらい症状がぶり返さないように、定期的なメンテナンスをおこなうプランへと移行した。


考察

今回のケースでは自律神経にもとずいた症状がみられないことから、筋骨格系にしぼりアプローチを開始した。
状態を見極めると左骨盤の動きがかなり悪かったため、慢性的に骨盤サブラクセーションをおこしていたところに椎間板にたいするダメージがかかりつづけ、「椎間板バランス」が乱れはじめたところで「腰椎椎間板ヘルニア」を発症したと考察。
また子供の頃からたしなんでいた野球による「足首のケガ」から、荷重バランスが乱れてしまい生活習慣の悪影響もつみかさなり、骨盤サブラクセーションを誘発したのではないかと考える。
サブラクセーションをとり除くことで「健康を維持する力」や「健康を保つ力」が高まり、「どこへ行っても良くならない・・・」と悩んでいたつらい椎間板ヘルニアは根本から解消していった。

藤井 康徳

執筆者まの鍼灸接骨治療院藤井 康徳

1986年、滋賀県生まれ。柔道整復師(ケガのスペシャリスト)、鍼灸師(東洋医学のスペシャリスト)、あん摩マッサージ指圧師(手技療法のスペシャリスト)など3つの国家資格を取得。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)会員。2019年からシオカワスクールにてカイロプラクティックを学びはじめ、現在では「カイロプラクターの育成」や「カイロプラクティック業界の発展」のために精力的に尽力している。

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