シオカワグループ シオカワグループ

繰り返すぎっくり腰

繰り返すぎっくり腰

今年子供が産まれることもあり、抱き上げても不安がないように腰痛を改善したい

30代男性
主訴
腰痛
来院に至った経緯

20歳の頃に初めてギックリ腰を経験して以来、定期的にギックリ腰を繰り返すようになり、それがきっかけで慢性的な腰痛にも悩まされるようになった。普段の生活の中でも、長時間座り続けたり立ちっぱなしの状態が続いたりすると、腰に違和感や張りを感じることが多くなり、ひどいときには痛みでスムーズに動けなくなることもあった。しかし、忙しい日々の中で腰痛を根本的に改善する機会を持てず、なんとなく痛みをごまかしながら過ごす日々が続いていた。

特に冬場、特に11月ごろになると腰痛や肩こりが悪化しやすく、冷えの影響もあってか腰の痛みが強くなったり、肩や背中の張りが取れにくくなったりすることが多かった。そのため、以前のように突然ギックリ腰になり、動けなくなるのではないかという不安が常にあった。そこで、数年前から腰痛の予防と改善のために、週に1回スポーツジムに通い、自宅でも毎日ストレッチを行う習慣をつけるようになった。そのおかげで、ギックリ腰が発症しても完全に動けなくなるほどまで悪化することはなくなり、以前よりは症状が軽く済むようになっていた。しかし、それでも根本的な腰の不安を取り除くことはできず、時折痛みを感じるたびに「このまま放置していて大丈夫なのか」という疑問を持つようになっていた。

そんな中、今年子供が生まれることになり、今まで以上に腰の状態を気にするようになった。育児では赤ちゃんを抱き上げたり、おむつを替えたりと、中腰の姿勢を取ることが増えるため、今のままの腰の状態では不安があった。特に、抱き上げる際に突然腰に激痛が走ったり、ギックリ腰を再発して動けなくなったりするのではないかという恐れがあり、育児を安心して行うためにも、今のうちに根本的に腰痛を改善する必要があると感じるようになった。

そこで、より効果的な施術を受けられる方法を探してインターネットで情報を調べていたところ、当院のことを知り、今後の健康のためにも一度しっかりと診てもらおうと考え、来院を決意した。

初診の状態
  • 01

    仙骨周囲のスポンジ状の浮腫感

  • 02

    腰部起立筋の緊張

  • 03

    上部頚椎の可動制限

経過と内容
腰部の椎間板がにD4、頸部の椎間板はD3レベルの慢性度合だったため、週2回のケアを提案したが、仕事の都合もあり通院可能な週1回からスタートすることにした。
初診から1ヶ月目(4回目のアジャストメント)には、腰の起床時痛や立位動作の腰痛出現が減ってきた。歩行時も足が軽くなって歩きやすい。腰の張り感はまだあると。右の仙腸関節は可動してきて浮腫もS3周囲に限局してきたため、S3に移行。
初診から5週目(5回目のアジャストメント)には、腰部の張り感の減少も確認されたため、2週後に経過を見ることとした。
初診から9週目(8回目のアジャストメント)には、日常生活では問題なく過ごせている。来月お子さんが産まれる予定とのこと。
初診から4ヶ月目(10回目のアジャストメント)には、お子さんも無事産まれ、抱っこしても問題なかったと。11月来院時もギックリ腰もならず、メンテナンス継続することにした。

考察
今回の方は10年以上前からギックリ腰を繰り返し、レントゲンでも5年から10年の慢性度合いが確認された。
本人は再発予防のため、筋力トレーニングやストレッチを精力的に行っていたが、毎年ギックリ腰を繰り返している。そのことからも筋力アップや柔軟性も大事であるが、その指令を出しているのも脳からであり神経を介して伝えられる。
その中でも骨盤には顕著な可動域制限が見られたが、人間の土台である骨盤の不安定性はその上に積み重なる背骨1つ1つに負担をかける要因となる。実際、皮膚の温度誤差を見ていくと複数箇所で左右差が見られた。その場合、1番の問題となる不安定性の期間が長ければ長いほど庇うところが増え、複数箇所に神経にも負担となる。骨盤とC1以外は可動制限は見られず、補正の影響と考えられた。補正部分に対してアプローチするとさらに補正しようとして身体に負担が増えることになる。
我々シオカワグループの検査では、1、体表温度誤差、2、視診、3、静的触診、4、動的触診、5、レントゲン分析により判断をしていく。1つの検査だけで判断することなく手の感覚だけや道具だけではなく、総合的に判断することで客観的に分析している。
それにより脳と身体の神経のつながりで問題となるサブラクセーションを特定し、アプローチすることにより患者さんの治る力が最大限発揮された結果、その人にとっての健康へと手助けになり、患者さんが望む未来や新たなチャレンジのお手伝いをしていきます。
塩川 雅士D.C.

執筆者塩川カイロプラクティック治療室塩川 雅士D.C.

1980年、東京都生まれ。17才で渡米後、2004年パーマーカイロプラクティック大学を優等で卒業。D.C.の称号取得。米国ナショナルボード合格。日本カイロプラクティックリサーチ協会(JCRA)役員。2005年からカイロプラクターを育成する学校の運営と講師に携わり、現在、年間約300時間の講義やセミナーなどの活動を全国で精力的に行っている。

pagetop