シオカワグループ シオカワグループ

過緊張型の偏頭痛

過緊張型の偏頭痛

”頭痛が気にならなくなりました”

20代女性
主訴
左目の奥と左の頭に響く強い頭痛、左の手の痺れ
来院に至った経緯

中学生の頃から、慢性的な頭痛に悩まされる日々を送っていた。当初は軽い頭痛だと思っていたが、次第にその頻度や痛みの強さが増し、成人して保育士として働き始めると、仕事中に頭痛で休まなければならない日が増えていった。仕事に集中したいのに、頭痛に邪魔されて思うように進まないことが多く、生活の質が次第に低下していった。

頭痛薬を服用しても、効果を感じることが少なく、どうしても痛みが取れないため、日常生活に支障をきたすようになった。特に夜になると、仕事での疲れが重なり、頭痛がますますひどくなる。寝る前になってようやく痛みが和らぐのだが、その辛さをどうにか解決したいと強く感じていた。そこで、頭痛を何とかしたいと思い、ネットで整体院を探し、通院を決めた。

初めて行った整体院では、思っていた以上に体をバキバキと音を立てる施術を受けることになり、その音に恐怖感を抱いてしまった。痛みが和らぐどころか、施術後に不安や恐怖を感じ、しばらく通うのが怖くなってしまい、その整体院は辞めることにした。しかし、それでも頭痛を改善したいという気持ちは変わらず、ネットで再度情報を集めていたところ、当院を見つけることができた。

前回の経験から不安があったものの、頭痛を改善し、日々の生活がもっと楽に過ごせるようになることを心から願っていたため、思い切って来院を決意した。痛みのない生活を取り戻すために、信頼できる治療方法を見つけたくて、当院での治療に希望を持って訪れることにした。頭痛が解消できるように、全力で治療に取り組みたいと強く思っている。

初診の状態
  • 01

    主に左の目の奥に強い頭痛を感じている

  • 02

    左手に痺れがある

  • 03

    左耳上方

  • 04

    左の脊柱起立筋が筋緊張

  • 05

    左の胸鎖乳突筋の緊張と膨隆

経過と内容

主訴は頭痛であるが、左手の痺れもあり、仕事に支障が出る。初期集中は週1のペースで来院を推奨し、お越しいただいた。

3週目(3回目のアジャストメント)の頃には、左手の痺れはかなり軽減し、仕事への支障も無くなった。頭痛は変わらず起こるものの、日によっては頭痛薬を飲まずにやり過ごせるようになった。胸椎1番の過剰な可動域がおさまってきている。

7週目(7回目のアジャストメント)の頃には、痺れは基本消失して、とても長い会議をした時だけ、少し痺れる程度に。頭痛に関しては、頻度がかなり落ちたことと、左目の奥に響くことが無くなった。左の側頭部のみの頭痛に変わった。左の胸鎖乳突筋の筋緊張がかなり軽減してきている。ブレイクの程度も落ち着く。

13週目(10回目のアジャストメント)の頃には、頭痛がほとんど出なくなった。稀に側頭部が締め付けられるような程度で、とても寛解した。左の胸鎖乳突筋の緊張もかなり軽減し、体表温度測定も以前よりも落ち着いている。

それ以降は頭痛の程度もかなり落ち着き、頭痛に意識が行かなくなった。現在は月に1回ペースでメンテナンスを続けている。


考察

今回の頭痛は、自律神経の乱れによって発生したものだと考えられます。

自律神経は交感神経と副交感神経の二種類によって構成されています。交感神経は自動車でいうところのアクセル。副交感神経はブレーキに相当します。今回の患者様は、ブレーキである副交感神経領域の箇所。第一頚椎と骨盤に神経の圧迫が存在しました。そうなると、ブレーキが使えないので、アクセルである交感神経が過剰に働いてしまい、体は興奮、緊張状態に常になってしまい、自律神経が乱れます。

夕方以降に強く感じるものや、目の奥に強く感じるものは、交感神経が過剰になっている頭痛であると言われています。

ですから今回は副交感神経の領域のみに絞ってアプローチをすることで頭痛も落ち着いていきました。

何箇所もアジャストメントをするのではなく、今回のように様々な検査を通じて神経領域を絞った施術を行なっていくことが大切であるということがよくわかるケースでした。

関野 貴友

執筆者塩川カイロプラクティック治療室関野 貴友

1999年、大阪府生まれ。19才より東海大学トレーナー専攻及び東京衛生専門学校のダブルスクールを行い、共に優等で卒業。鍼灸あん摩マッサージ指圧師を取得。のちに睡眠専門治療室NEOCHIを開業。2023年よりシオカワスクールのインストラクターを務め後進の育成にも力を入れている。

pagetop