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デスクワーク中の首から肩にかけての痛み(しびれ)

デスクワーク中の首から肩にかけての痛み(しびれ)

”痛みや重だるさでイライラすることが無くなりました!!”

40代男性
主訴
首から肩にかけての痛み(しびれ)
来院に至った経緯

40代男性、仕事はデスクワーク中心。20代の頃から仕事での長時間のデスクワーク後に首の重だるさや不快感に悩まされていた。

若い頃はストレッチや週末しっかりと休めば症状もあまり気にならなかったが、年々休んだりストレッチをしても回復しなくなってきて、マッサージや湿布などで誤魔化しながら日々を過ごしていた。

しかし、2,3年前くらいから仕事中、肩首の痛み、重だるさで仕事に集中することが難しくなっていった。また、そのことからすぐにイライラしてしまうことも増えていったということだった。

次第にこのままではダメだと思うようになり、整形外科を受診したところ「頚椎のヘルニア」だという診断を受けた。

手術は現段階ではしなくても良いが、「今後症状がひどくなっていくようなら手術も頭に入れても良いかも」との事だった。

とりあえず、整形外科にて処方された痛み止めと湿布、電気治療を受けていたが改善の兆しはなく、徐々に首から肩、肩甲骨周りまでガチガチに固まってしまっているような感覚になり痛みとだるさは増していき、ひどい時にはしびれるような感覚もあった。

そんな時に塩川先生のYouTubeを見てさいたま市の大宮にグループ院である当院があることを知り、カイロプラクティックの可能性にかけてみようと思い当院に来院された。

初診の状態
  • 01

    頚椎7番を中心に大きく浮腫感が広がっていた

  • 02

    首から肩にかけての強い筋緊張

経過と内容

腰椎5番の椎間板がD3、頸部側面像椎間板は前弯カーブの消失、椎間板はD3~D4レベルと慢性的だったため、週2回のケアを提示したが、仕事の関係上週1回のケアからスタートすることにした。

3週目(3回目のアジャストメント)には、L5のブレイク幅の減少、また可動域の回復が見られた。

頸肩部の緊張はやや緩和しているが、C7周囲の浮腫感は依然として強い。

6週目(6回目のアジャストメント)には、C7周囲の浮腫感も落ち着きを見せてきた。

また、頚肩部の筋緊張も低下してきてご本人も楽になってきた実感を感じられていらっしゃった。

仕事中のイライラも減ってきたとのこと。

9週目(9回目のアジャストメント)には,腰部のブレイク、C7のブレイクもほぼ消失しており浮腫の減少、頚肩部の明らかな筋緊張の低下を確認することが出来た。

ご本人も本当に満足気であり、施術者本人も喜びを隠すことが出来なかった。


考察

本症例の患者様は、慢性的な激しい肩こり・首こりを主訴とされており、時には腕にしびれが出るほどでした。触診では、首の付け根(頸椎7番)を中心に軟部組織の「むくみ(浮腫)」が顕著で、体液の循環不全と慢性的な炎症が見られました。また、体表温度が高かったことは、自律神経(交感神経)の過緊張により、血流や代謝が乱れていた可能性を示しています。

カイロプラクティックには、背骨の機能不全が神経系の変調を招くという理論があります。 本症例では、背中の真ん中あたり(胸椎9番)への調整を行いました。ここは交感神経と密接に関わる領域です。この介入により、神経の異常な興奮を抑え、正常な情報伝達を取り戻すことができました。

それによって、体には主に以下の3つの変化が起きたと考えられます。

  1. 血管の拡張: 過剰な緊張が緩和されることで末梢の血管が広がり、血液やリンパの流れが促進されました。

  2. むくみの解消: 循環が良くなったことで、首付近に停滞していた水分(浮腫)が速やかに吸収・排出されました。

  3. 炎症の鎮静: 代謝が正常化したことで、異常な熱感(ブレイク)が消え、健やかな体温状態へと移行しました。

神経の働きが正常化すると、脳から筋肉への指令も適正になります。その結果、神経を守るために無意識に力が入っていた首や肩の筋肉が自然に緩み、慢性的な「こり」や「重だるさ」、そして「痛み」が消失しました。

この症例で特筆すべき点は、施術を重ねるごとに検査数値が安定し、むくみの再発が見られなくなったことです。これは、体が本来持っている「自分で自分を整える力(自然治癒力)」が再構築されたことを意味します。

「ヘルニア=手術」と考えがちですが、本症例を通じて、痛みやしびれの根本原因が「神経の働きの乱れ」にあることが実証されました。むくみの消失や体温の正常化といった客観的なデータの改善は、症状が消えたことの何よりの裏付けです。今後も神経系を正常に維持することが、再発防止と健康維持の鍵となります。

細井 康隆

執筆者細井カイロプラクティック細井 康隆

埼玉県さいたま市出身。2011年にスポーツトレーナーとメディカルトレーナーの資格を取得後、2014年に国家資格の柔道整復師資格を取得。接骨院・整体院での臨床と経営経験から多くのセミナー講師を務め、その参加人数は延べ2,000人以上を数える。その後カイロプラクティックと出会い、日本カイロプラクティックのパイオニアである塩川満章D.C.と塩川雅士D.C.が主宰である塩川スクールで学ぶ。2025年に卒業し、埼玉県さいたま市大宮区にて細井カイロプラクティックを開業。現在は本物の技術を提供するカイロプラクターとして、臨床で多くの患者様と真摯に向き合い施術を行う傍ら、塩川スクールでインストラクターとして後進の指導を行っている。

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