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腰痛

腰痛

立ち上がれず日常生活に支障をきたすほどの激しい腰痛

50代男性
主訴
腰痛
来院に至った経緯
8/20、冷房ガンガンで寝ていたところその日の夕方から腰に激痛が走った。なんとか耐えてやり過ごすと、その翌朝には起き上がれないほどの痛みがあった。
放散痛はなく痛みも徐々に落ち着いてきているものの、まだ右臀部に神経痛のような鋭い痛みがあり日常生活や歩行に制限がある。
30年前に腰椎椎間板ヘルニアがあった時はしびれもあったため、もう当時のような思いはしたくないということで来院を決めた。
初診の状態
  • 01

    右PSIS下端に大きい浮腫

  • 02

    右臀部に神経痛のような刺される痛み

  • 03

    両足先の痺れ

経過と内容
今回のケースでは右PSISに明らかな可動制限があり、PSIS周辺に大きい浮腫が見られた。
また、右臀部の神経痛のような鋭い痛みに加え両足先に痺れがあるなど症状も強く出ており、レントゲン評価でも腰椎5番がD5-6とかなり慢性的であったため週2回のケアを提案した。
仕事の都合上来れる時は週2回、最低でも週1回でケアを続けていくことにした。
3週目のアジャストメント(3回目のアジャストメント)時には右臀部の刺される痛みがなくなった。
睡眠の質も良くなっていて、歩行も明らかにしやすくなり、日中調子が良いとのこと。足先に痺れは残るが、明らかに右仙腸関節の動きに変化が出てきており、若干浮腫の大きさにも変化が見られた。
8週目のアジャストメント(7回目のアジャストメント)時には少しジョギングができるようになってきた。
5週目あたりから腰痛が1週間持つようになってきていたが、7週目ではあまり痛いと感じることもなくなってきた。
右仙腸関節も動きが良くなってきていて、浮腫も明らかに変化していることからL5のポンピングを慎重に入れ始めたが、まだかなり少ない圧でも足に響く。
13週目のアジャストメント(12回目のアジャストメント)時には基本的に腰が気になることもなくなっていた。
仙腸関節もまだ右が残っているが軽く、浮腫もほとんどない。L5のポンピングでは響くこともなくなり、ポンピング中に軽く動くくらいまで押し込めるようになった。
また、右足がずっと内股になっていたのが悩みだったが、アジャストメントを続けていく中で周りから指摘されるほどまっすぐになった。
日常生活では困ることもなく運動も問題なくできるようになっており、ブレイクもかなり小さくなってきているため、ここから2wに間隔を開けて様子を見ていくことにした。

考察

今回のケースは鋭い痛みに加え、両足先の痺れ・歩行時の痛みなどの症状は骨盤部のサブラクセーションの可能性が考えられたことに加え、右の仙腸関節部に大きい浮腫が確認され、はっきりとした可動制限が見られたため、まずは骨盤部のアプローチから始めることにした。

またレントゲン評価ではL5の椎間板レベルがD5-6とかなり慢性的で、少なくとも10年から15年負担がかかり続けていたと考えられる。

骨盤部は副交感神経領域によって支配されており、上部頸椎もそれに当てはまる。今回のケースでは骨盤部だけでなく上部頸椎にもはっきりとした可動制限と浮腫・緊張が確認できたことから副交感神経領域のサブラクセーションによって交感神経が過剰に働いた結果、不眠などの症状も出てしまっていたと考えられるため、今回は副交感神経に絞ってアプローチを開始した。

アジャストメントを続けていく中で、骨盤部と上部頸椎の安定とともに症状が安定してきたことから、副交感神経領域のアジャストメントによって脳が身体の情報を正しく認識できるようになったことで自然治癒力が最大限発揮され、症状の改善につながったと考えられる。

 

 

 

高島 克哉

執筆者塩川カイロプラクティック治療室高島 克哉

神奈川県川崎市出身。横浜市の整体院に勤務後、世田谷区で開業。自分の治療法に確信が持てず、様々な治療法を模索し多くの講習会に参加。そんな中、偶然塩川雅士D.Cの記事を読んだことをきっかけにカイロプラクティックの持つ無限の可能性に衝撃と感動を覚える。その後塩川カイロプラクティックスクールに参加し、研修を経て正式に入社。現在は治療にあたりながら塩川スクールのインストラクターを担当する。

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