シオカワグループ シオカワグループ

日本の財界著名人と その2

ゴールドマンサックス投信の初代社長である山崎さんは多くの著名人を紹介してくださった。仕事ができる人は常に孤独であり、家族の理解が必要であるので、奥さんになる人はよっぽど理解があり、耐えることができる人でないとお互いにだめになってしまう。そのために離婚を繰り返す人が、私の知り合いの中に多く見られる。

山崎さんもその中の一人で3回目の結婚式が福岡で行われ、私も招待されたので出席した。現政権の中枢で活躍している政治家の先生方や、実業家の人が出席されていた。高校時代にひそかに恋心を抱いていた人が結婚相手であることを聞いて、今回はすばらしい家庭が築けるのではないかとひそかに思っていた。私が思っていた通り55歳になってもまるで若いカップルのようにルンルンである。

その山崎さんはインドや中国の政治家や実業家たちと親交があり、太陽政策(太陽エネルギー)を中心にした経済革命を主催して大活躍している。中国の海南島の町作りを任されているために、中国の要人が日本に訪れると必ず山崎事務所を訪れている。

山崎さんの関係で、ユニクロの社長を勤められた玉塚さんやオーナーの柳井さんや多くの日本を代表するビジネスマンの方々がカイロプラクティックを受けられた。トゥモローランドの社長の佐々木さんは私の好きな社長の一人である。アンティークカーのレーシングに行っては腰を痛めてよくこられる。

私が考えるには、仕事人と呼ばれている人たちは症状の有無に関わらず、カイロプラクティックの矯正を定期的に受けるべきであると思っている。

カイロプラクティックの治療法は大きく分けて3つある。

1つは症状を取り除くための矯正である。この治療は、その人の損傷がどの程度長く続いていたかにもよるが、初期集中治療が望ましい。重症になれば1日に3回、3時間おきに問題の椎骨を1箇所だけ矯正する。そして痛みや症状が和らいできたら、1日に1回、約3~4日間続けて1日おきに矯正すると、矯正された骨がずれなくなる。

そして、1週間に1回、約3~6ヶ月すると安定するために、今度は骨組みを正常にする矯正を行う。年齢が高齢になるにつれて、骨組みを正常にすることは難しくなるので5~6年間も骨組みを正常にするための矯正を行わなければならない時もあるが、もうすでに補正作用が終了している50代以上の患者は一生を通してこの骨組みの矯正を行わなければならない時もある。

最後の治療法は、一生かけて予防としての矯正である。私の患者の80代の人で、私が開業した40年前からいらしている人もいる。この方は3ヶ月に1回とか6ヶ月に1回、必ず背骨のチェックをしてもらうために痛みや症状に関係なくこられる。

ふとしたきっかけで鳥羽会長と、マカオのルイス・ルイとサミー・ルイを訪問することになった。マカオの港に着くとロールスロイスのファントムが待っていた。私たちは早速彼らが経営している病院に向かい、ドクター・ぺダーソンのショックウェーブによって膝、肩関節を治療してもらうことになった。

先日開催された鳥羽会長が所有している銀座のロイヤルクリスタルビルでのショックウェーブの講演会に感動した私たちは、マカオでの治療に大きな期待を持った。ルイスはこの町の名士で、私たちの宿泊するホテルをグランドハイヤットのスイートにしてくれた。なんと一泊8万円もするような部屋を、朝食込みで1万8千円にしてくれた。

聞くところによると、ルイスはこのホテルの中に高級会員制クラブを作る予定であった。私も色々な人たちをルイスに紹介したが、夜の食事に何が出てくるかによってルイスがいかにその人を大切にしているかが分かる。乾燥アワビ、ツバメの巣、フカヒレなどが出てきたら最高なもてなしである。今回は、それらが出てきたので、鳥羽会長をいかに大事な友人としているかが分かった。

ショックウェーブでの治療では、驚くべき光景を目にした。糖尿病の合併症で右足に壊死が起こり手術で切断する予定だった患者が、その壊死が良くなり歩けるようになったばかりか走れるようになったというのには、ただただ驚かされるばかりであった。

私が鳥羽会長に対して感動したことは、人をよく観察して的確な判断が出せるということである。私たちの世話係としてルイスが選んだのは、以前香港のスターバックスの店長をし、その後イタリアンレストランを任されていた人であった。3ヶ月前に、ルイスに引き抜かれ、今はルイスのレストランを管理することになった。

鳥羽会長はすぐに彼は使えないと判断された。私も同じ考えを持ったのでどうなるか見ものである。とにかくマカオでの2泊3日はとても楽しい旅になった。びっくりしたのは日本航空の鳥羽会長に対するビックな待遇である。成功者とはこのような人を言うのだなということが理解できた。

▲マカオにて鳥羽会長、ドクター・ペダーソン、サミー・ルイとともに

▲ショックウェーブによる治療風景

pagetop