カイロプラクティックと整体の違い
今年の7月には、三重県の伊勢で患者教育の講演を行った。三重県のカイロプラクターの有志に私たちの家族全員を招待してもらった。伊勢神宮の中にある神学の大学の理事長で上杉謙信の19代目である上杉さんや宮司さん達も来てくださり、200名以上の人たちが参加してくださった。講演はとても盛り上がった。翌日には皆さんと一緒に伊勢神宮にお参りした。
多くの人たちにカイロプラクティックの真の意味を理解してもらうことはとてもうれしいことである。
カイロプラクティックはただ骨をポキポキ鳴らすのではなく、サブラクセイション(神経圧迫)の原因となっている脊椎を見つける科学であること、なぜ骨を矯正すれば病気が治るのかということが理解されれば、ほとんどの人が予防として、または症状から開放されるためにカイロプラクティックを受けたいと思うことだろう。
多くの人がカイロプラクティックと整体を同じように考えているが、この2つはまったく違うものである。
カイロプラクティックは神経圧迫している椎骨のみを矯正するものである。そのために神経圧迫している事実を確認しなければならない。レントゲン写真、椎骨の正常なる可動性の有無、ナーボスコープ(神経圧迫測定器)などを使い、患者が持っている症状から最も原因となっている椎骨を見つけ、そこを矯正しない限り患者は治らない。
一人ひとりのカイロプラクターが真剣に患者のことを考えて、心から患者を救う気持ちがない限りよい結果を出すことはできない。