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中国とインドネシアの友人

中国の政治家でもあり、ビジネスマンの蒋暁松さんがこられた。奥様は日本人で、とてもすばらしい夫婦である。箱根の別荘は80ぐらいの部屋があり、中国からの要人はそこで接待されるそうである。

政治の話になり、日本の総理大臣の話になった。蒋さんは私にこう言われた。

「もし日本の総理大臣が3年間続いたならば、家を一軒プレゼントしたい」と。

確か、山崎さんと鳥羽会長の話の中で「もし日本の総理大臣が今批判されても10年後にそのことが評価されるようなことを行ったならば、家を一軒プレゼントしたい」と同じようなことを言われたのでとてもびっくりした。

私はよく外国に行き、日本の政治家について話をする機会があるが、彼らからは「日本の政治は3流だ」と言われる。そのたびに恥ずかしさを感じてきた。私は長い間アメリカで過ごし、アメリカ人と政治の話をしてきたが、夫婦でもしっかりとした信念を持ち、お互いに議論して投票には必ず参加する。参加しなければ、政治の話はすべきで無いという考えに立っている。

それはそうとして、蒋さんと山崎さんの太陽政策グループは中国の海南島に理想的な街作りに力を入れている。私の行っているカイロプラクティックのセンターを海南島に作りたいと言ってくださっている。

7月22日に、カナダ大使館の中にある会議室に私も招待された。ここで本格的な海南島事業計が発表されることになった。

蒋暁松さんは、中国海南島での巨大リゾート開発、そしてボアオ・アジア・フォーラムの仕掛け人として、アジアはもちろん世界中にネットワークを持っている。父親が上海映画界の著名人で、母親は有名な女優であり政府の要人でもあった白楊さんとの間に生まれ、映画監督として第28回ニューヨーク国際映画祭で中国大陸出身者の映画人として初めて監督賞を受賞した人でもある。

1989年から海南島の開発に着手して、ゴルフ場が40箇所作れる土地を有し、今後20年かけて人類が理想とする街作りに人生をかけている。人との出会いはその人の人生を変えてしまうぐらい大切なことである。

決して人を利用することではなくて、自然にその人の考え方や生き方に感動して人間として気が合うというか、その人と話していたら心が安らぐとかそういう感じになった時に最高の友情が生まれるものである。私と山崎さんはそういう関係であり、多くの知識人や経済界の重鎮たちを紹介していただいている。

いつだったか、私の患者で、料理界で有名な大矢さんがその時夕食を共にしている方々が私のカイロプラクティックの話になり、すべての人が私の患者だったと知って、びっくりされたことがあった。

人間の出会いは、まるで宇宙の法則に沿ったように不思議なものである。その中でも気が合う仲間を作ることが人生の幸せではないかと思うようになった。

蒋さんは箱根に友人たちが集まれるすばらしいログハウスを作られた。その山荘の名前は山松荘といい、約80の部屋からなる壮大な別荘である。8月14日には、そこに私たちの家族が招待され、バーベキューパーティーを開催してもらうことになっている。この別荘には多くの日本の著名人や中国の政府の要人が訪れ、日中関係の友好のために重要な役割をしているそうである。

インドネシアからこられたカルナさんは、2年前にマカオでミス・インターナショナルが開催された時に同じテーブルになり、友人になった方の1人である。アメリカの別荘に行った帰りに3人の娘さんを伴って東京にこられた。

ゴルフのやりすぎで肘痛になり、私のオフィスにこられたが、たった1回の矯正でよくなった。そのためにジャカルタの銀座通りのようなところにビルを持っているからカイロプラクティックの治療室を作ってもらいたいといわれた。

カルナさんはバリ島にプール付の別荘を持っているそうで、そこに招待したいと言われた。今では15万坪の敷地にヴィラを作り、楽園の建設を始めたそうである。これからはアジアの時代である予感がしてならない。

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